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『消費税のお話』【藤原FP】

2025.09.26

お金の豆知識

こんにちは!FPサンライズ沖縄支店の藤原です(^^)

昨今、急激な物価上昇もありお金に対しての関心がさらに高まっていますが、

中でも税金の負担が大きいとお話しされるお客様が多いなと感じでいます😌

多額の納税をするのは高所得者だけの問題ではなくなり、消費税は所得に関係なく一律10%課せられます。

実は私が30年以上前にカナダに留学したことがあり、その時にカナダの税金で驚いたことがあったので少し書かせていただきたいと思います❕

当時、オンタリオ州(トロントなどが有名な都市)キングストンという大学と観光が産業である小さな都市に住んでいました。

カナダには消費税が2種類あり、国税(GST)7%、州税(PST)8%で15%の消費税率でした。

その当時、確か日本は消費税3%程でしたので、とても高い税率に驚いたのを覚えています(‘_’)!

とても高い税率ではありながら、食材など生活必需品には税金は一切かからず、洋服や文房具、車など

食べていくために必要ではない日用品や贅沢品には高額な消費税がかかる仕組みでした。

いわゆる物品税というもので、消費税のかかるものとかからないものに区分されていたので、私たち学生にとってはとてもありがたい仕組みでした。

現在は日本も社会保障などの財源確保のために段階的に消費税を上げて、10%にまでなっていますが、現在の日本と比べて現在のカナダはその当時7%だった国の消費税を3%まで下げています。もちろん国力や出生率など大きく違うとは思いますが、

日本とカナダを比べるだけでも政策が違い、消費税の課し方が大きく違うことを考えると何か方法がないものかと考えてしまいます。

また、日本の社会保障が素晴らしい仕組みとよく話題にはなっていますが、このまま維持できないとなると、どこかで税率を上げるという方向に向かわざるを得ないのかと不安になりますよね(;_;)

30年前の学生時代を思い出しながら、わたしたちが支払っている税金…消費税だけではなく、有効に使っていただきたいものだと日々思います。

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