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『令和8年度(2026年度)年金改定のリアル!増額の裏に潜む「実質目減り」と私たちの対策』【中島FP】

2026.03.12

お金の豆知識

令和8年度(2026年度)年金改定のリアル!増額の裏に潜む「実質目減り」と私たちの対策

こんにちは🐟なかしーです!
花粉症がしんどい季節になりました😢誰か直す方法教えてください・・・。
さて最近、スーパーに行くと卵も野菜も値上がりしていて、電気代の請求書を見てため息をつくことも増えましたよね。
そんな中、私たちの将来に関わる「令和8年度(2026年度)の年金改定」が発表されました 。

「年金は増えるの?」「このインフレ下で生活していけるの?」と不安に感じている方も多いはず。
今回は、発表された年金改定のポイントと、私たちが知っておくべき現実について分かりやすく解説します!

1. 年金額は増える!…けれど喜べない理由
結論から言うと、年金の受け取り金額自体は増えます 。
これから受け取り始める方の国民年金(老齢基礎年金)の満額は以下の通りです。
●年額: 84万7,300円
●月額: 約7万600円
●前年度比: 月額プラス1,300円
月1,300円のアップと聞くと、「えっ、それだけ?」と感じてしまいますよね 。実は今回の改定には、物価上昇と年金アップ率の間に大きなギャップがあります。

●物価の上昇率:3.2%
●年金の改定率:1.9%
これは「マクロ経済スライド」という年金制度の仕組みによるものです 。つまり、**「もらえる金額は増えたけれど、物価が高くなっているため、実質的な価値は目減りしている」**というのが残酷な現実なのです 。

2. 「ゆとりある老後」にはいくら足りない?
では、実際に老後の生活費としていくら必要なのでしょうか。
生命保険文化センターの調査によると、夫婦2人で旅行や趣味を楽しみながら生活するには、月額平均37万9,000円が必要だと言われています 。
これを現在の年金支給額と比べてみましょう。
●国民年金のみの夫婦の場合: 満額でも2人で月約14万円 。理想の生活費には毎月約24万円も足りません 。
●会社員と専業主婦のモデル世帯(厚生労働省)の場合: 夫婦合わせて月額およそ23万円 。これでも**毎月15万円(年間180万円)**の不足です 。
仮に不足額が月15万円だとして、その生活を20年続けるとなれば、単純計算で3,600万円もの貯蓄が必要になってしまいます 。

3. 保険料は値上がりへ…まずは「現状分析」から逃げないで!
一方で、現役世代が納める国民年金保険料は値上がりしていきます 。
●令和8年度: 月額1万7,920円
●令和9年度: 月額1万8,290円
負担は増えるのに、将来もらえる年金の実質価値は下がる 。「なんとかなるだろう」という希望的観測は捨てて、今から自助努力を始める必要があります 。

何から始めればいいか迷ったら、まずは**「現状分析」**です 。
1「ねんきん定期便」を見て、自分のリアルな受給見込み額を確認する 。
2.自分が理想とする老後の生活費との「差額」を計算する 。

この数字を知って初めて、投資(iDeCoやNISAなど)で増やすべきか、長く稼げるスキルを身につけるべきか、あなたに合った対策が見えてきます 。

 

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