2年で元が取れる?付加年金!【中島FP】
2023.11.15
お金の豆知識
はじめまして!中島です 😀
日本では、国民の「安心」や生活の「安定」を支える
セーフティーネットとして、ご存じ社会保障制度があります。
社会保障制度は「社会保険」「社会福祉」「公平扶助」「保健医療・公衆衛生」からなっています。
中学公民の授業で、社会保障の4つの柱として↑は出てきています。
(私も中学校で習った事、忘れていました😨)
私は、会社員時代に給与明細を見たときに、総支給から控除されている項目や金額をみて
『これは何がどうやって引かれているんだろう・・・?』と疑問に思ったことを覚えています。
私自身もそうであったように、わかっているようでイマイチわかっていない
そんな社会保障制度関連について、私の回には少しずつ書かせていただければと思います。
なぜならば!!
社会保障制度を知り、考えることは、ライフプランニングにも直結するからです!
今回は【付加年金】のお話です。
結論からいうと、納付した付加保険料は2年間の付加年金の受給でプラマイゼロになり、3年目からはプラスになります。
この制度は、第一号被保険者(と任意加入被保険者)のみが使える制度です。
第一号被保険者は老齢基礎年金しか支給されません。
そのため老齢基礎年金の上乗せ給付として「付加年金」があります。
この付加年金を受給するための保険料が「付加保険料」です。
付加保険料は400円/月となっています。
例えば、20歳~60歳までの40年間(480か月)付加保険料を納めたとします。
そうすると、400×480=192,200円となります。
受給する付加年金は200円×付加保険料納付月数分となります。
したがって、200×480=96,000円が受給できます。
すると、
1年目→96,000円受取
2年目→96,000円受取
この時点で合計192,000円受け取ったことになります。
どうでしょう?!なんと!!
2年で元がとれています。
この付加年金はいつまで受け取れるのか? 😯
老齢基礎年金と合わせて受け取れるので、終身年金
いわば生涯受け取れます!
注意点として、
老齢基礎年金の受給権がないとそもそも受け取れませんのでお気をつけください!
このように国の制度でも活用できるものは様々あります。
しかし社会保障制度の説明は、そもそも単語が難しかったりもします💦(←私も覚えるのに苦労してます😨)
引き続き少しずつ、お役立ち情報として書いていきますので、
知った上で 使う?使わない?を選ぶと良いのではないでしょうか(^^♪